超・人財育成術

仕事をする上で「なんでこんな事しなきゃならないのか?」って思ったことは無いかな?
まず「なぜ?」と考えられる人は合格だよ。何も疑問に思わないのであればよっぽど理解が深いか、何も考えていないか。どちらかと言えば後者の方が圧倒的に多いんだよね。
どんなに小さな仕事や指示だったとしても、その事には必ず「理由」がある。まずはそのことを理解して、その「理由」が何なのかを考えて欲しい。以下は俺の経験での話し。少しでもみなさんのお役に立てるのであれば幸いです。

A. 当社の考えるプロとは「仕事が上手に出来る人」ではなく、「仕事でお金を稼いでいる人」です。
だからどんなに経験が浅くても、会社から給料をもらっている以上はプロです。
プロは努力を評価してもらえるアマチュアと違い、結果を残すことが求められます。
ただ、経験の浅い職人はベテランの職人と比べると出来ることは限られていて、その差が給料の差になります。
経験の浅い職人も「出来ないからやらない」ではなく、自分から出来ることを見つけることや、指示を仰いで結果を残すことが大事です。
その積み重ねが成長につながっていきます。

A. 経験の浅いうちは、先輩の手伝いばかりでメインの仕事をやらせてもらえないこともあり、つまらなく感じることもあります。
例えば、20台の照明器具を2人で設置する仕事があるとします。
理想は1人10台ずつ2人で20台の設置でしょう。
でも、1人が経験の浅い職人だった場合は、出来る職人が20台設置し、もう1人がそのサポートをした方が効率的です。
会社として請けた仕事で最高の結果を残すためには当然の選択です。
この時に、ただ雑仕事をやらされていると感じるか、プロとして自分が何をするべきかを考えて行動するかで結果に大きな違いが生まれます。
自分が準備をすべて行い、もう1人はひたすら照明器具を設置していく。
そのために、どのタイミングで何をすれば良いか考える。
その合間を見て器具付けのやり方を覚える。
簡単そうですが、初めのうちは結構難しいです。
それが当たり前に出来るようになる頃には、器具付けの仕事を任せてもらえるようになっているはずです。

A.職人として働いていく以上、技術を身に着ける必要があります。
ただし、何の目標も持たずに仕事をしていても技術は身に着きません。
練習をして技術を習得する必要があります。
初めのうちは覚えることが多すぎて、何をするべきかわからなくなります。
まずは、目標になる先輩を見つけてください。
その先輩に追いつくために15年かけるとします。
15年後に追いつくためには、ここまで出来る必要がある。
10年後は、5年後は、3年後は、1年後は、半年後は、そうやって考えていけば1か月後はどこまで出来ていなければならないかが分かります。

A. 若い世代の人たちは、平等という価値観を持って育ってきている人も多くいると思います。
その為、社会に出た時に、先輩後輩の上下関係に苦しむ人も多いのではないでしょうか。
ではなぜ、職長の指示で仕事をしなければならないのでしょうか。
それは、もしその現場で失敗をした時に最初に職長が責任をとるからです。
仮に自分が職長だった時に、部下がミスをしたとします。
自分の指示に従った場合のミスは、自分に責任があるので部下をかばいますが、その逆はないでしょう。
自分の仕事に自分で責任を取ることが出来ないうちは、責任を取ってもらう職長の指示に従う必要があります。

A. 今は「スマホ」さえあれば休憩時間も周りの人に気を使うことなく時間がつぶせます。
確かに年の離れた先輩とは話も合わないし、気を使って疲れるだけかもしれません。
でも、その行動は本人にとってプラスになっているのでしょうか。
会社の先輩は教師ではありません。
皆、自分の仕事時間を削って後輩の指導をしています。
当然ながら、可愛げのある後輩とない後輩では教え方に差が出ると思います。
休憩時間に先輩や監督、他社の職人と上手くコミュニケーションをとれれば、きっと仕事中の分からないことや、小さなミスをフォローしてくれるはずです。
先輩だから教えるのが当然という考えではなく、可愛がられる努力をして仕事を教えてもらうという考え方の方が自分にとってもプラスになります。
また将来、職長として現場に立った時に色々なタイプの人と打ち合わせをしなければならなくなります。
そんな時にも、この経験はきっと役に立つはずです。

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